22世紀の日本人への最高の贈り物

坂中提案

平成の日本は、世界の歴史にも例のない「人口崩壊」という国家危機に直面している。国民の消滅につながる一大危機だ。未曾有の危機を乗り越えるには生半可な改革をいくらやっても焼け石に水だ。今の日本に必要なのは国の形と国民の生き方を根本的に改める平成維新だ。

国民には千年に一回の革命を行う覚悟が求められる。国民の総意で移民革命をやり遂げなければ日本の全面崩壊は避けられない。

日本人が消えてゆく民族危機に臨み、平成時代の日本人が日本の歴史を書き換えるのだ。国境の門を世界の若者に開放し、時間をかけて人口ピラミッドを正常な形に立て直す。移民革命は劇薬である。だが衰弱の一途をたどる日本を健康体に戻す万能薬だ。

人口崩壊の問題との闘いは百年を超える長期戦になる。それは日本人の内なる敵との闘いでもある。国民は自らの島国根性を克服し、移民を正当に処遇する「地球人」に成長しなければならない。

究極の目標は人類未踏の人類共同体社会の樹立だ。それは言葉の真の意味での日本革命だ。それを成就すれば22世紀に生きる日本人への最高の贈り物になるだろう。

以上のような大胆きわまる問題提起を行った最新作が『日本型移民国家の創造』(東信堂)である。この本の刊行が起爆剤となって移民国家議論が大いに盛り上がることを期待する。

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