2000万人の外国人観光客は移民立国への追い風となる

坂中提案

 
 「外国人観光客」と「移民」とは好循環の関係が成立する。外国人観光客が増えれば移民が増える。移民が増えれば外国人観光客が増える。

 政府は2020年に年間2000万人の外国人観光客を招く「観光立国」を目標に掲げ、査証を免除する国を大幅に拡大するなど、外国人観光客を増やす政策を推進している。

 2014年には1300万人の外国人観光客が日本を訪れた。外国人観光客の飛躍的な増加は移民政策の推進に好影響を与えると考えている。

 外国人観光客が増加すれば、日本が好きになる外国人やリピーターの外国人、日本への移民を希望する外国人の増加に拍車がかかる。日本人と外国人が親しく接する機会が増え、移民の受け入れに対する国民のアレルギーが弱まる。外国人に親近感を覚える日本人が増えれば、移民立国への追い風となる。

 私は50年間で1000万人の移民を迎える「移民立国」を提唱しているが、外国人観光客のなかに日本の生活に憧れる移民希望者が多く含まれていることは言うまでもない。

 2020年の東京オリンピックの開催を前に政府が「移民国家宣言」を世界に向けて発表すれば、オリンピック見物で日本を訪れる2000万人の外国人観光客のなかから日本大好きの移民を多数獲得するまたとない機会になるであろう。

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