観光立国と移民立国の実現は相互につながっている

坂中提案

 4月18日の産経新聞によると、自民党は訪日外国人旅行者数を年間2000万人にするために、ビザ(査証)の大幅緩和策などを盛り込んだ「観光立国の実現による日本経済再生に向けた提言」をまとめ、近く政府の観光立国推進閣僚会議に提示するという。「タイ、マレーシア、インドネシアは査証免除。ベトナム、フィリピン、インド、ロシアなどには数次査証発給」が柱。

 査証を免除する国を拡大し、外国人観光客を飛躍的に増やす政策をとれば、日本が大好きになる外国人、リピーターの外国人、日本への移住を希望する外国人の増加に拍車がかかる。

 私は、50年間で1000万人の移民を入れるべきと主張しているが、2000万人の外国人観光客の中には将来の「移民」につながる人材が必ず含まれるはずだ。

 一方、日本が1000万人の移民(新たな国民)を擁する移民国家に転換すれば、移民の母国からその友人、知人、親族などが観光客として大挙来日してくることは確実だ。

 観光立国と移民立国の実現は相互につながっている。国際間の「人の流れ」を増幅させ、好循環を生み出す関係にある。

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