若い精鋭たちに移民国家日本の将来を託す

坂中提案

未来への展望が開けない日本の若者を奮い立たせるような国家目標はあるのか。人口ピラミッドが逆三角形に向かう時代にぴったりの目標がある。移民国家日本の建設だ。

日本の未来を担う若者が移民と手を携えて人類未踏の「多民族共生国家」の創建に挑戦するのだ。

私は法務省を退職した2005年以降、日本と世界の若者を惹きつける国家ビジョンを示したいとの思いから、日本独自の移民国家構想を練ってきた。ここに打ち立てた日本の未来構想が、教育重視の移民政策に基づき50年間で移民1000万人を受け入れるというものだ。

この構想が実現すると、若年層が中心の1000万人の移民に税金、社会保険料等を負担してもらえるから、若い世代の経済的負担はかなり軽減されるはずだ。

人口ピラミッドがひっくり返る時代を生きる20代・30代にとって移民は同士だ。移民と力を合わせて人口崩壊の危機を乗り越えてほしい。

2013年に入り、私のところを訪ねてくる20代の若者が増えたと感じる。10月には、東京大学法学部の4名の学生と「人口危機と移民政策」について討論した。2時間30分の中身の濃い議論を終え、将来を嘱望される学生たちは「人口崩壊に移民革命で立ち向かう」という坂中ドクトリンに共鳴してくれた。

自分たちが先頭に立って世界に開かれた日本を創らなければならないと熱く語る東大生たちを見ていて、移民国家日本の将来は明るいとの思いがこみあげてきた。

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