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素にして野の移民政策研究所長として人生を終えたい

以下は、この13年間に発刊した移民政策関係の著作一覧である。我ながらよく18冊の本を書き上げたものだと感慨をもよおす。力作ぞろいである。すべて自分の頭から絞り出したアイディアと政策である。西洋の借り物の思想は一つもない。内容的にも質的充実に努めた。移民国家構想の骨格部分は変わらないが、人類共同体論、日本革命論など画期的な政策提言が加わり、かつ問題意識も世界の移民政策のあり方にまで広がり、思想が深化し、説得力が増したと自分では思っている。これらの著作物の全体が、日本が国家目標とする移民国家の理論体系の根幹部分を構成する。坂中英徳移民政策論文集が、日本が理想の移民国家を完成させる際の指南書として活用されることを希望する。

①『脱北帰国者支援は私の使命』(脱北帰国者支援機構、2005年)

②『移民国家ニッポン――1000万人の移民が日本を救う』 (共著、日本加除出版、2007年)

③『日本型移民国家の構想』(移民政策研究所、初版2009年6月、増補版同年9月)

④『Towards a Japanese-style Immigration Nation』(移民政策研究所、2009年)

⑤『北朝鮮帰国者問題の歴史と課題』(共著、新幹社、2009年)

⑥『日本型移民国家の理念』(移民政策研究所、2010年)

⑦『日本型移民国家への道』(東信堂、初版2011年、増補版2013年、新版2014年)

⑧『人口崩壊と移民革命――坂中英徳の移民国家宣言』(日本加除出版、2012年)

⑨『Japan as a Nation for Immigrants 』(移民政策研究所、2015年)

⑩『日本型移民国家の創造』(東信堂、2016年)

⑪『私家版 日本型移民国家が世界を変える』(移民政策研究所、2016年)

⑫『私家版 東京五輪の前に移民国家体制を確立したい』(移民政策研究所、2016年)

⑬『私家版 日本の移民政策の展望』(移民政策研究所2017年)

⑭『私家版 坂中移民政策論集成』(移民政策研究所、2017年)

⑮『私家版 移民国家の歴史を記録するのは私の使命』(移民政策研究所、2017年)

⑯『日本型移民国家の世界的展開』(移民政策研究所、2018年)

⑰『日本の移民国家ビジョン』(移民政策研究所、2018年)

⑱『新版日本の移民国家ビジョン』(移民政策研究所、2018年)

近く、わたしは時の人になるかもしれない。移民国家の生みの親になるかもしれない。しかし、だからといって、それを率直に喜ぶ気にはなれないと思う。大願が成就する時代は私にとって未知の世界だ。けなされても無視されもなれっこになっているから平気だが、人物評価ががらりと変わるといたたまれない気持ちになるであろう。

すでに名誉も悪名も山ほどいただいた。もうこれ以上のものは何もいらない。いわば世捨て人のような隠遁生活に憧れる。

今の私の心境をのべると、来るべき時が来たと厳粛に受け止めるとともに、素にして野の移民政策研究所長として人生を終えたい。