移民革命論と日本革命論

　移民革命論と並んで私が熱心に提唱する日本革命論に関心を持つ政治家・官僚・知識人が皆無の時代が続いている。従って日本革命論は私の個人的意見のままで終わる可能性が高い。しかし私の日本革命思想は不滅である。移民革命が実現した暁に政府が最優先で取り組むべき課題として残す。２０５０年までに日本革命が実現することを切に希望する。

　日本史上最大の革命という国家の大事に手をつけた以上、説得力のある論文を切れ目なく書いて国民のこころをつかむしかないと心に決めた。そしていつの間にか論争的な論文を書くことがなりわいとなった。一冊の本を書き終えると、いつ死んでもいいという気持ちになる。だがほかに何もすることがないから新しい本の執筆に取りかかる。法務省を辞した後はその繰り返しの日々を過ごしている。

　長年の努力が実った。過半数以上の国民が移民受け入れに賛成のところまで世論が動いた。移民立国という遠大な計画の八合目までの仕事を成し遂げたと実感する。私の究極の目標である人類共同体社会の樹立は、１００年後の移民黄金時代に生きる国民の手にゆだねる。移民に対する寛容の心が豊かな地球市民たちが私の夢をかなえてくれるだろう。