移民革命の成功に若者の力を借りたい

坂中提案

人口崩壊時代に生きる世代を元気にする目標はあるのだろうか。過酷な運命が待っている若者にぴったりの目標がある。前途有為の世界人材が日本に集まる移民国家の樹立だ。

日本の未来を担う将来世代が移民と手を携えて多民族共生国家の創建をめざすのだ。これ以上に若い世代のチャレンジ精神をかり立てるものはない。それは日本と世界の若者世代が新しい生き方を模索する道でもある。日本の若者と世界の若者が真摯な態度で向き合えば、心の許容量が大きい日本人と、日本が大好きな移民の心が一つになり、平和・友好・共生の関係を築けるだろう。

最近、私のところにくる大学生、高校生、中学生がとみに増えた。20代のエリート官僚の卵や若手のジャーナリストも移民政策の勉強のため訪ねてくる。事前に移民政策研究所のホームページで坂中オピニオンを読み、移民革命思想のエッセンスを理解している。

「若い世代の力を結集して人類共同体社会をつくらなければ私たちの明日はない」「困難な課題であるからこそ挑戦のしがいがある」などと抱負を語る。

坂中構想の運命の決まる日が近づいたと感じる。『朝日』の世論調査によると、移民賛成の国民が51%に達した。地方消滅に危機感を持つ政治家が移民政策を支持する立場を鮮明にした。私に課せられた最後の任務が、移民立国の決断を政府にお願いすることだ。

この有終の美を飾る仕事は、多数の国民の協力を得て成し遂げたい。特に、日本の将来を担う若者の力を借りたい。国民の大半が移民賛成にまで世論を盛り上げ、平和的・民主的方法で世界史に残る移民革命を成功させたいと、70になっても大きな夢を抱いている。

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