移民革命と情報革命

坂中提案

2013年4月からパソコンが使えるようになり、一般社団法人移民政策研究所のホ―ムぺージとフェイスブックの投稿欄にほぼ連日、移民政策関係の短文(1000字前後)を載せている。その数は優に1000本を超える。どれもが力をこめて書いた政策提言である。

それらの小論は坂中移民政策論を広めるのに威力を発揮した。2014年以降、移民政策に賛同する若者が急激に増えている。国内のみならず世界の若者にも影響が及んだと思われる。

フェイスブック上では、私の問題提起を受けて移民賛成派の人たちの間で建設的な移民国家議論が行われている。コンピュータのネットワークを介して移民政策研究所の坂中英徳所長の移民革命思想が日本中に広まり、ネット上では「移民」「移民政策」「移民革命」などの言葉が広く使われている。ネット世界では移民革命前夜の雰囲気が漂っている。新しい国づくりにコンピュータの情報発信力を最大限活用する必要があることを改めて思い知った。

一例を挙げる。2014年7月の移民政策研究所のホームページへの一日あたりのアクセス数が1万1000件にはね上がった。この驚異的な数字は若い人たちの多くが移民政策に関心を寄せていることを如実に示すものだ。さらに、2015年8月の読売新聞の「人口減社会に関する全国世論調査」によると、20代の日本人の50%が移民の受け入れに賛成と答えている。おそらく若い世代はホームページの坂中提案を読んで移民問題を勉強し、移民受け入れの必要性を理解したにちがいない。

わたしは移民に好意的な日本の若者を誇りに思う。欧米諸国の若者の間で反移民感情が激化する中、日本の若者は精神の許容性の広さでは世界のトップクラスに入るのではないか。異なる民族が互いに胸襟を開いて交流する若者たちが多数派を形成する移民国家ニッポンの前途は洋々たるものがあると考えている。

若い人たちが先陣を切って移民受け入れの論戦が始まったのは画期的なことである。新時代の幕開けを飾るのにふさわしい。最新の情報技術を駆使して日本の歴史に新たなページを加えてほしい。情報革命時代の申し子の若い世代が移民国家への道を完走すれが、「平成時代の20代の日本人が決起して新国家を建設した」「日本の移民革命は情報革命の所産」と、後世の歴史家は「移民受け入れ50年史」の冒頭で特筆するであろう。

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