移民鎖国派の人たちと正々堂々と討論したい

坂中提案

 1975年に書いた『今後の出入国管理行政のあり方について』という論文が「坂中論文」と略称をされたことに始まり、私は数々の通称をいただいた。

 たとえば、2005年に出た『入管戦記』という本の帯において「ミスター入管」と紹介された。

 2012年10月21日のジャパンタイムズの「移民が日本を救う」という記事では「移民革命の先導者」の称号をもらった。

 物議を醸すような論文を数多く発表したことから、このような坂中像が形成されたのだと思う。これは私の財産だ。移民国家ニッポンの誕生にプラスに働くだろう。

 一方、移民革命で日本のビッグ・バンを起こそうと主張する私への罵倒が絶えない。インターネットの世界では「売国奴」「反日」と指弾されている。

 これについても、千年以上続く移民鎖国のタブーを打ち破る革命思想が社会に激震を与えたことへのリアクションとしてありがたく頂戴する。無視されるより悪名のほうがましだ。

 私は1975年以来ありとあらゆる罵詈雑言を浴びてきた。その結果、悪評への免疫ができた。これも私の強みだ。どんな難敵にもひるまず立ち向かうことができる。

 移民鎖国派の人たちを説得するのは難しいだろうが、正々堂々と討論したい。

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