移民政策論文一筋の道

坂中提案

私の人生は「論文で始まって論文で終わる人生」と要約できる。人生を論文になぞらえれば、起承転結のなった人生といえるかもしれない。

坂中論文の著者に残された最後の仕事が、世界の移民国家の最高峰をめざす移民国家理論の完成と、国民と政治家の理解を得て日本型移民国家を創造することだ。

坂中論文から現在までの40年、わたしは何を主たる目標にして生きてきたのだろうか。とりわけ1997年から2015年までは、移民国家の理論体系を編成する論文の創作に全力を傾けてきた。永年の努力が実を結び、望外の歴史的成果をおさめることができた。

それを一言でいえば、坂中論文を大黒柱とし、それ以後に執筆した論文を支柱として、それらの論文を体系的にまとめたものが坂中移民国家論である。坂中論文が理論の根幹を成し、その他の主要論文が骨となり肉となり血となって、ここに日本型移民国家を支える理論体系が完成した。

老い先の短い私は、坂中論文と共にあった人生の幸せをかみしめている。幸運の星の下に生まれた坂中論文は天寿をまっとうし、いま劇的な一生を終えようとしている。いや、坂中英徳の肉体は消滅しても坂中論文は永遠の輝きを放っているかもしれない。

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