移民政策は安全保障政策の重要な一部

坂中提案

移民は日本と母国との橋渡し役となり、両国の関係改善に貢献する。移民の出身国の国民は同胞を温かく受け入れてくれた日本に感謝する。移民は長期間にわたって本国の家族に送金するのが一般的であるから、移民送り出し国の経済発展に資するところも大きい。

日本国民にとっては、さまざまな生活環境の場で移民と接する機会が増え、移民との草の根の交流が広がる。移民に対する親しみが増し、移民の出身国に親近感を抱く。

以上のように、移民政策をとることによって日本人と移民の交流が盛んになり、相互理解が深まるだけでなく、日本と移民送出国との間の友好親善関係も促進される。その結果、わが国の安全保障環境が一段とよくなる。

実は、移民政策は安全保障政策の需要な一部である。

日本政府が世界各国の国民を公正・公平に入れることを日本の移民政策の基本方針とする旨を決定し、移民の適正な受け入れを進める「移民協定」を多数の国と締結するなど積極的な移民外交を展開すれば、広範な移民送り出し国との間で緊密な関係が築かれ、日本の安全保障体制は盤石のものになるであろう。

« »