移民政策と日本語教育に関心を持つ高校生

坂中提案

 2014年8月、都内の高校に通う女子生徒(3年)が私を訪ねてきた。「日本の移民政策と日本語教育」のテーマで1万2000字の卒業レポートを書くのだという。

 彼女は移民政策研究所のホームページの坂中ブログを熱心に読んでおり、移民に対する日本語教育の重要性を理解している。人材育成型移民政策のエッセンスをのみこんでいる。よって私の教えることはあまりないということは話をはじめてすぐにわかった。

 そこで、英語もしくは母国語による日本語教育法の開発の必要性や、パソコンを使った漢字教育法の導入、八百よろずの神々を信仰する日本人の宗教心と移民受け入れとの関係などについて討論した。会話が弾んで楽しかった。

 彼女の学ぶ高校の先生と塾の先生が授業で「移民の受け入れをどう思うか」について各生徒に質問したということである。それで彼女は移民問題に関心を持つようになったのだという。移民の受け入れが高校生の世界で話題になっていると聞いてうれしい気分になった。

 彼女が来年大学に入学したらまた会いましょうと約束して別れた。彼女が移民政策の専門家として大成するといいなと思った。

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