移民政策が独り歩きして日本の歴史を変える

坂中提案

 私が著作・論文で発表した日本型移民政策の提言は国民の大多数から無視されている。私の移民国家構想を評価する知識人も皆無に等しい。日本の歴史はじまって以来の革命的な移民政策を主張しているのだから、それは無理からぬことだ。私に何の文句もない。

 一方、私の政策提言に対して違和感を覚えた日本人は多数いると想像するが、理論的反対論も感情的反対論も出てこない。理由はわからない。正直、拍子抜けの感がしないでもない。
 
 2007年2月、1300年続く移民鎖国体制を打ち破るため1000万人の移民国家構想を打ち出したのに対して、反対意見が一切出なかったことを神の救いと感謝しなければならない。その結果、私の立てた移民国家構想がいま動き出そうとしているのだから。最近では海外の有力メディアが日本の移民開国を迫っている。

 国民の間から積極的な反対の声が出てこない状況がはっきりすれば奇跡が起きるのではないか。国民からあまり歓迎されていない提案でも、それが唯一の説得力ある政策提言として独り歩きして政府の方針に発展することもあり得るのではないか。 
 
 つまり、移民革命思想はもともと坂中英徳の個人的意見に過ぎなかったのだが、体系的で具体的な移民政策を提示したがために、それが日本社会の中で消極的に肯定され、日本の歴史を変えることになるのではないか。

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