移民大国ニッポンは「買い」が世界の投資家の常識

坂中提案

 
私は3月、日本の移民政策の動向に関心を持つ米国最大手の投資顧問会社の幹部たちと立て続けに会った。日本の移民政策と世界の投資家の対日投資行動の関係を中心に討論した。そこで世界の投資家から注目すべき見解が示された。

〈われわれは多年にわたって生産労働人口が激減する日本を投資対象国とは見ていなかった。人口危機の問題を解決する有効な手を打たない日本に失望していた。移民政策については、議論すらされない状況が続いているので実はあきらめていた。〉

〈坂中構想の年間20万人の移民受け入れでは、生産労働人口の激減をカバーするには不十分だ。将来は移民の数をもっと増やす必要があるが、当面は、移民にプラスして女性の活用と高齢者にがんばってもらうことで対処するしかないだろう。〉

〈日本の移民政策は、財政破綻の問題、アベノミクスの成長戦略、世界の投資家の対日投資行動と密接に関連するが、中でもわれわれの対日投資戦略との関係が日本経済に大きな影響が及ぶだろう。〉

〈坂中さんの移民国家ビジョンが早く実現することを期待する。〉

私は世界の投資家との議論を通して、世界の巨大投資家グループの対日投資戦略と日本の移民政策は完全にリンクしていること、日本が移民大国に舵を切れば世界の投資家は日本買いに走ること、それが起爆剤となって日本経済の好循環が始まることを確認した。

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