移民国家を牽引する巨星が出現する

坂中提案

最近の私は、晩節を全うするためいかに生きるべきかを考えることが多い。移民革命の先導者の天職を与えられ、新しい国を創造する天命を授かった幸運に感謝する日々である。同時に責任の重さがひしひしと胸に迫る。なかでも移民国家を担う人材の育成について真剣に考えている。

いよいよ移民国家ビジョンの運命の決まる日が近いと予感する。人口秩序の崩壊危機が迫る日本の窮地を救う移民国家大計をうち立てた。移民政策を支持する若者が急増した。最後に残された私の仕事が、移民賛成の世論の力を借りて移民立国の決断を政府に迫ることである。

この大詰めの仕事は多くの人々の協力を得て成し遂げたい。移民革命のオピニオンリーダーである私の責任で国民の多数が移民を歓迎する世論を形成し、国民の多数意見で移民開国を政府に迫る形で――つまり国民主導の民主な方法で移民革命を成就するという大願を抱いている。

さて、移民国家の建設のような世紀の大事業は、幕末の吉田松陰、坂本龍馬らの綺羅星のごとく、20代の若者が決起しないと成功しない。今こそ明治維新の時の志士たちのように、平成の国士たちが日本の革命を行うため立ち上がる時だ。いつの時代も歴史を動かすのは決まって若い人たちだ。斬新な発想と行動力のある若き精鋭たちが移民国家をつくる舞台で主役を演じ、移民政策に詳しい古老が後方でしっかり支えるのが、理想的な革命のやり方である。

移民国家の創始者として新生国家の中枢部門を担当する人材にバトンをつなぐのが私の使命である。そのことについてはあまり心配していない。いつの時代も、新しい社会が必要とする人材が現れるものである。国家存亡の危機の時代には、あたかも天が危機を救うため産み出したかのように大人物が生誕するものである。

私は20冊を超える移民政策論文集を世に送り出した。国の存立を思う心がこもった坂中移民論を読み、私の考えに共鳴する逸材が輩出するであろう。その中から移民革命とそれに続く日本革命を牽引する巨星が出現すると信じて疑わない。

 

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