移民国家に導くことも夢ではない

坂中提案

日本の歴史はじまって以来の移民革命を先導しているのだから批判の集中砲火を浴びるのはあたりまえである。個人攻撃が坂中英徳ひとりに集中するのもやむをえない。一切の責任は移民政策の口火を切った坂中にある。私が敵役にまわることによって歴史の歯車が動くのなら本望である。

なぜ非難と罵倒の連続に見舞われるのか。なぜいつも孤軍奮闘なのか。

およそ現状維持と満場一致が好まれる日本では、社会の常識をくつがえす異端の徒は嫌われるということではないか。革命を恐れぬ危険人物ということなのだろう。

今さら異端者の生き方を変えるつもりはない。いかに反対勢力が強力であっても、いかなる脅しを受けようとも、孤独の闘いがどこまで続こうとも、信念を貫き通す。

移民国家への道は歴史の必然であるとの思いを胸に秘め、大方の国民の理解が得られる日の到来を静かに待つ。

4月18日の朝日新聞が、「戦後、移民――日独世論調査」の結果を発表した。それによると、「永住を希望して日本にやってくる外国人を、今後、移民として受け入れることに賛成ですか。反対ですか」の質問に対して、移民に賛成が51%、移民に反対が34%で、賛成が反対を上回った。

この『朝日』の移民に関する世論調査の記事は、私に勇気と希望を与えてくれた。『朝日』は移民政策の推進で論陣を張る構えだ。待ちに待った援軍の登場である。歴史は移民国家の創成に向かって力強く動きだした。

移民国家ニッポンの姿が視界に入ってきた。移民国家への道のりは難行苦行の連続であったが、今後も初心を忘れず努力すれば、日本を移民国家に導くことも夢ではないと思う。

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