移民に好意を持つ20代は移民国家の希望の星

坂中提案

世界最高峰の移民国家の創造を目標に掲げる私は、向こう50年間で1000万人の移民を計画的に入れて持続可能な社会と経済を確立しようと国民に呼びかけている。人口危機の時代を生き抜く気骨のある日本人にお願いがある。50年の歳月をかけて移民革命と日本文明のルネサンスを成し遂げてほしい。

さて、私はこれまで身命をなげうって移民国家の理論体系の構築につとめてきた。70までの十分の命をいただいたのに命を惜しむようなことをいうのは主義に反するが、移民国家のいしずえを築くためにあと4年の命がほしい。2020年の東京オリンピックまでに移民国家への道を磐石のものにしたい。

最近の移民政策研究所のホームページへの一日当たりの平均アクセス数は3000件に及ぶ。この数字は若い人たちの移民政策に寄せる期待の大きさを示すものだ。若い世代の移民受け入れ賛成の意見はインターネットの世界で爆発的に広がっている。これは新しい日本をつくる原動力になる。

2015年の夏、読売新聞が行った「人口減社会」に関する全国世論調査によると、「移民の受け入れに賛成が38%、特に20歳代では移民賛成が50%」に上った(2015年8月26日の『読売』)。

この10年間、移民国家構想が世間から無視され続けた私にとって、この世論調査の結果は感に堪えないものがある。とりわけ将来の日本を背負う20代の半数が移民の受け入れに賛成という調査結果には我が意を得たりの思いがする。移民に好意を持つ若い世代は日本を世界一の移民国家へ導く希望の星だ。

時代の風向きは移民反対から移民賛成に変わった。移民鎖国の呪縛がとけた日本丸は順風に帆を揚げて航海に就いた。今後の4年間で、若い世代の大多数が移民賛成の立場を明らかにし、それを受けて内閣総理大臣が移民立国を決断し、移民立法に精通する元入管職員が実力を遺憾なく発揮すれば、移民法制の整備など移民国家の基礎が固まる。日本と世界の若者が待ち望んだ移民国家ニッポンが元気な産声をあげる。

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