理想的な家庭を営むペルー人

坂中提案

最近、日系ペルー人のカブレホス・セサル氏と会って、日本の移民政策のことや、日本に住む日系人のことなどについて話をした。初対面で意気投合した。セサルさんは日本が大好きなペルー人。いや日本人というべきか。国籍はペルーだが、心は日本人である。

セサルさんは11の時に日本に来て、現在37歳である。通訳、翻訳の仕事をしており、スペイン語、ポルトガル語、日本語に堪能である。理路整然と話す知識人。スペイン人の血が入っているのだろう。好男子である。

奥さんも日系ペルー人である。14の時に来日。来日した時の年齢にサセルさんと3年の違いがある。この3年の差が大きいと彼はいう。彼女はペルー人としてのアイデンティティを確立してから日本に来たので、ペルー人としての意識が強いという。今もスペイン語のテレビを見るのを一番の楽しみとしているそうだ。

4人の子供に恵まれ、家では子供の将来のことを考えてスペイン語オンリーの生活である。子供たちは学校や外では日本語を上手に話す。セサルさんは、子供が日本語とスペイン語を駆使して国際人として活躍する夢を語った。

6人の家族全員が2カ国語以上を話す国際人。私はこの家族から移民国家日本の理想の家族の姿を想像した。

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