未知の領域に踏み込む日本には壮大なプランが必要

坂中提案

3年ほど前、英エコノミスト誌(2010年11月20日号)は日本特集「未知の領域に踏み込む日本」を組んだ。それは、「日本は歴史上存在したどの国よりも速いぺースで高齢化しており、経済と社会に多大な影響を与えている。では、なぜ日本は適応するための手をほとんど打っていないのか!」の書き出しで始まる。

結びにおいて「鳴り響くサイレン」の見出しで、「本誌は今回の特集記事で、日本は真っ向からこの問題に立ち向かうべきだと主張する。日本には、人口高齢化に対処する壮大なプランが必要だ」と書いた。

海外からここまで明々白々の事実を突き付けられても、日本人は無為無策を続けるのか。今こそ我々は発奮し、2020年の東京オリンピックまでに、「人口高齢化に対処する壮大なプラン」を打ち立て実行し、日本に続いて人口高齢化社会が訪れる世界各国を牽引する国を創ろうではないか。

私は、超少子化・超高齢化を伴った人口激減社会に適応する方法は大量の移民受け入れしかないと考えている。日本独自の人材育成型移民政策に基づき、向こう50年間で1千万人規模の移民受け入れを提唱している。この人口崩壊の危機に対処する壮大なプランについて国民の間で議論がおおいに行われ、たくさんの批判が寄せられれば幸いである。

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