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明治革命を凌駕する国家制度の大改革を

  人口の将来推計上、仮に日本が50年間で1000万人の移民を入れても、3000万の人口が確実に減る。人がいなくなった地方自治体の消滅や、人材獲得が困難になった中小・零細企業の倒産が相次ぐ。トヨタ自動車などの世界企業も専門職や技術職を十分確保できなくなり、国際競争力が一段と低下する。自衛隊・警察・消防も要員の獲得が難しくなって国の安全保障体制・防災体制の全面崩壊の危機に直面する。

  要するに、第二次世界大戦後の75年間の長きにわたり根本的な制度改革を怠った日本の政治・社会・経済・財政など国の基本制度が全面崩壊する可能性が高いということである。明治の革命以来の国家制度の根本的な改革が不可欠だ。

  私たちは日本という国を存続させるため具体的に何をなすべきか。第一に移民の入国の扉を開くことだ。世界の人材を日本社会の中に取り込むのだ。国民が一丸となって世界の鏡となる移民社会をつくるのだ。それとともに有史以来の日本大革命も必要だ。移民革命と日本革命の二つの革命を同時に断行する以外に日本国の生き残る道はないのである。

  移民政策のオピニオンリーダーを務める私は移民開国の機が十分すぎるほど熟したと認識する。政治家は移民開国を求める国民の声に耳を傾けるべきだ。政府は「移民政策はとらない」という時代遅れの方針を撤回すべきだ。国民は移民を温かく迎える覚悟を決めるべきだ。

  地方の窮状に詳しい菅義偉首相の歴史的決断をお願いする。「今後50年間で1000万人の移民(難民を含む)を受け入れる」と世界の人々に約束してもらいたい。コロナウイルスの直撃を受け、移民・難民に冷たい風が吹きすさぶ中、国際社会は「人種や宗教の違い乗り越えて人類が一つになる移民国家の理念」を掲げて立ち上がる人道移民大国の出現に歓呼の声を挙げるに違いない。