移民受け入れに賛成 (投稿者:大阪府在住、50代、男性)

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 「少子高齢化」と言う言葉をよく耳にする。2012年の日本の人口は1億2751万人、前年の1億2779万人から28万人減少した。2030年以降は毎年100万人以上が減少し、2048年には1億人を切ると国立社会保障・人口問題研究所はいう。一方、女性が一生に産む子供の数は1.39人と少なく、働く世代(15歳から64歳)は95年をピークに約600万人も減少し、これからも減少する。これとは逆に、高齢者は昨年3000万人を突破し、今後40年間は増え続け、ピーク時は3900万人となる。高齢者の増加と働き手の減少は、高齢者扶養の在り方を根底から崩壊させる圧力となっている。2010年は働き手2.8人で一人だったのが、2022年は2人で一人、2060年は1.3人で一人の高齢者を支えなければならない時代を迎える。働き手は、この外にも年少者の扶養、1000兆円を超える国の借金返済、毎年の税金、社会保険料、住宅ローン等などにもお金を使わなければならない。まさに、働いても、働いても負担しきれない借金に苦しめられる「生き地獄」の様相だ。「労働者沈没」は「日本沈没」である。なのに、世間はあまりにも危機意識が薄い。呑気だ。
そうした中、移民政策研究所が「移民1000万人の受入れ」を堂々と提唱していることに強く共感した。「沈没」しつつある日本を助ける唯一の方法は、移民しかいないのは自明だ。
ところで、移民の話をすると、必ず、声高に反対する人が現れ、移民を受け入れると治安が悪くなると安直に言う。しかし、よく考えれば、治安が悪くなるのはひもじい時で、お腹が満たされている時はどの国の治安も安定しているものだ。ならば、「日本沈没」状態では日本のひもじさは極限に達しており、移民を受け入れずとも自ずと日本の治安は悪くなっていることは想像に難くない。移民の受け入れで治安が悪くなるという些末な話で人口減少問題を放置すれば、治安どころか日本自体が沈没することを悟るべきだ。もはや、移民の受け入れを躊躇している時間的猶予はない。移民を受け入れ、移民の力を借り、移民と共に「日本沈没」を食い止めなければならない。本来、「日本沈没」は日本人自身の手で食い止めるのが筋だろうが、残念ながら、これを永年放置してきたために、日本人の力だけではどうにもできないところまできてしまった。
今なら、まだ日本沈没は避けられる。その青写真が、移民政策研究所の「育成型移民政策」にある。移民に高度な教育を提供することで勤労意欲を掻き立て、同時に国民の治安への懸念にも配慮している。「育成型移民政策」で日本を救済しようとする移民政策研究所の、益々のご活躍を期待する。

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