思慮深い国民は移民開国でまとまる

坂中提案

昨年来、英国のエコノミスト誌、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、ロイター通信、AFP通信、CNNテレビなど世界を代表するメディアの取材を受けた。外国人記者は、米国、英国、フランスで高まっている移民排斥の動きに危機感を募らせている。人口危機が深刻化する日本の移民開国を望んでいる。日本人の和の心がつまった人類共同体構想の世界的意義を理解している。グローバルな視点から世界の移民政策のあり方について真剣に考えている。

世界が移民問題で混迷に陥った今日、先進国の中でひとり日本が移民鎖国を続けて太平をむさぼる時代は終わった。日本の人口危機と世界の人道危機が深まるなか、世界で最も移民の助けを必要とする日本が、経済大国にふさわしい規模の移民を引き受け、世界の平和と安定に貢献する必要があると、私は政府首脳に迫っている。

2017年は、移民開国に向けての国民的議論が終結する年になると予想する。各界各層で大所高所から議論を尽くせば、国民の常識に従って落ち着くべきところに落ち着くと見ている。ずばりと言えば、移民開国について歴史的な国民合意が成立するであろう。

ちなみに、この2月のNHKの世論調査によると、トランプ米大統領の移民に対する強硬姿勢に対して8割近くの日本人が「反対」と回答している。移民問題に関し思慮深い人々が圧倒的多数を占める日本国民は移民開国でまとまるとの自信がさらに深まった。

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