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平成天皇の金言の歴史的・世界的意義

2018年12月20日、日本国民がこぞって敬愛の念を持つ平成天皇は、御退位を前に「外国人の受け入れに関する指針」を国民に示された。陛下からいただいた言葉に感きわまった私は「移民を温かく迎える社会」をつくる決意を新たにした。

次に掲げる文章は、外国人の受け入れのあり方について深く考えてこられた平成天皇の肉声である。その歴史的・世界的意義はいくら強調してもし過ぎることはない。外国人への思いやりの情がこもった平成天皇の言葉を金科玉条として移民政策の王道を歩む移民国家ジャパンは美しく輝く存在に飛躍・発展するだろう。

今年、我が国から海外への移住が始まって150年を迎えました。この間、多くの日本人は、赴いた地の人々の助けを受けながら努力を重ね、その社会の一員として活躍するようになりました。こうした日系の人たちの努力を思いながら、各国を訪れた際には、できる限り会う機会を持ってきました。そして近年、多くの外国人が我が国で働くようになりました。私どもがフィリピンやベトナムを訪問した際も、将来日本で職業に就くことを目指してその準備に励んでいる人たちと会いました。日系の人たちが各国で助けを受けながら、それぞれの社会の一員として活躍していることに思いを致しつつ、各国から我が国に来て仕事をする人々を、社会の一員として私ども皆が温かく迎えることができるよう願っています。また、外国からの訪問者も年々増えています。この訪問者が我が国を自らの目で見て理解を深め、各国との親善友好関係が進むことを願っています(「天皇陛下お誕生日に際し」(2018年12月20日、宮内庁)。