平成の憂国の士が移民国家建設に立ち上がるとき

坂中提案

私は2005年3月、退官の日を前にまとめた『入管戦記』の「はじめに」において、次のように述べた。

〈日本はまもなく、超少子化に伴い、世界の歴史上もあまり類のない急激な人口減少期に入る。2050年には1億人を切り、2100年には6400万人へと半減すると推計されている。〉

〈日本の未来はどうなるのか。人口激減社会に対応するため、明治維新に匹敵する国の大転換が求められることは必至である。幕末から明治にかけて「攘夷」か「開国」かで国論を二分する激しい議論が闘わされたときのように、いまこそ、国の大改革に向けて、活発な国民的議論が行われるべきである。〉

それから8年が経過した。日本が人口崩壊に向かって進んでいることは誰の目にも明らかになった。しかし、残念ながら移民開国に向けての国民的議論は全くされていない。

人口秩序の崩壊が引き起こした平成の国難は、その対応を誤ると日本民族の滅亡につながりかねない空前の日本危機である。

国民が一丸となって移民革命を行う以外、人口崩壊すなわち日本崩壊をくいとめることはできないのである。

私は8年かけて人口崩壊の迫る日本を救う日本型移民国家構想を立てた。国民が移民開国に賛成すれば、日本が滅びることは絶対ないと断言してはばからない。

平成の憂国の士が移民革命の旗を掲げて移民国家建設に立ち上がるときである。英明な日本人なら世界に冠たる移民国家を創建できると確信している。

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