平和を願う心はあまねく人類のDNAに備わっている

坂中提案

 私の親友に敬虔なイスラム教徒がいる。27年前に難民として日本に来たパキスタン人である。いま、東日本大震災の被災地に家族ともども移住し、支援活動に熱心に取り組んでいる。彼は多数の被災者の尊敬を集めている。

 そのパキスタン人は坂中の移民革命思想の信奉者である。2013年2月、彼を激励するため宮城県の被災地を訪れた際に、彼は「人類共同体思想の世界史的意義」を強調し、それは「アニミズムの世界観が根底にある坂中さんのユニークな発想のたまものである」と指摘した。そのうえで、次のように予言した。

 〈坂中さんの人類共同体構想は世界平和に貢献する。神の加護があるので近未来の地球社会で人類共同体社会が実現している。坂中さんは世界の救世主になる。〉

 信仰心の厚いイスラム教徒が真剣な顔で「坂中英徳は世界の救世主」と熱弁を振るうのを聞いてびっくりした。異国の神の助けがあって百年後には坂中構想が具体化しており、世界平和が現実のものになっているという。

 在日パキスタン人の予言が適中するかどうかはわからないが、平和を願う心はあまねく人類のDNAにそなわっていることは確かである。

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