多芸多才な人が八面六臂の活躍をする社会

坂中提案

1000年以上移民鎖国が続き、先祖代々の日本人が社会の成員の98%を占める「単一民族社会」は淡彩画の単調な世界ではないか。意外性やおもしろみに欠ける人が多く、異端者や冒険家が少ない社会ではないか。

一方、移民開国で地球上の民族が勢ぞろいした「多民族社会」になれば、それぞれの民族の持つ独自の発想や鋭い感性や奥深い思考が競い合う社会へ移行する。

魚、貝、肉、野菜、きのこなどいろいろな食材が入ったなべ料理が多彩な素材の味がしみこんで風味の増した味になるのと同じように、多民族社会では多芸多才な人が八面六臂の活躍をする。突然変異で天才や異才が現れる楽しみもある。

多民族社会の日本料理は、いろんな民族の料理のエキスが加わっていっそう味わいの深いものに発展し、世界の料理の通が認める世界料理の頂点につくのも夢でない。

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