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坂中論文の坂中英徳は現役である

坂中論文の坂中英徳は2021年の今も健筆をふるって現役である。75歳の現在が45年の論文人生の頂点に達したと感じる。日日是好日の執筆三昧の毎日である。

2021年現在、1975年に著わした『今後の出入国管理行政のあり方について』(坂中論文)の原文を読んだ人はほとんどいないと思われる。もやは「幻の論文」なのだろう。

隠居の身の現在、坂中論文を書く機会に恵まれなかったならば私の人生はどうなっていたかを振り返る時間が多くなった。移民政策研究の先駆者の私はなかった。「ミスター入管」「反骨の官僚」「救世主」「革命家」「ミスターイミグレーション」など数々の形容詞をつけられることもなかった。世界の主要国で反移民・人種差別を唱える勢力が勢いを増す中、前記英文図書で展開した人類共同体ビジョンを掲げて世界に乗り出す雄姿もなかった。

老いの一徹の一言。75年の命をいただいたのに未だ悟りの境地に至らず、坂中論文の著者として最後の花を咲かせたいと意気盛んである。