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坂中論文と共に歩んだ46年

 移民政策学の泰斗の立場にある今の私は、坂中論文と共に移民国家日本の創建のためにがんばった日々を追憶する時間が多くなった。いま、移民政策学の先鞭をつけた坂中論文は激動の生涯を終えようとしている。もしかすると坂中論文は日本の移民政策の象徴として著者の死後も存在感を堅持し、22世紀の移民全盛時代に再び脚光を浴びるかもしれない。

 以下は、1975年に執筆した『今後の出入国管理行政のあり方について』の目次である。

はじめに
一 出入国管理行政の意義
1 外国人管理の歴史
2 現代世界における外国人管理行政の占める位置
3 出入国管理行政の機能
二 今後の出入国管理行政のあり方
1 国際社会の動向
2 国際政治の動向
3 人権の動向
(一) 外国人の人権保障の歴史と現状
(二) 外国人の政治活動の規制
(三) 人権関係諸条約と出入国管理行政
(1) 国際人権規約
(2) 難民の地位に関する条約
(3) あらゆる形態の人種差別撤廃に関する国際条約
4 国際間の人口移動
(一) 我が国の出入国管理の基本政策
(二) 開発途上国から先進国への人口移動
(1) 外国人労働者問題
(2) 頭脳流出問題
(三) 不法な国際間の人口移動
5 在日朝鮮人の処遇
6 非常事態と外国人管理
7 出入国管理行政機能の拡大
おわりに