坂中構想が移民国家論争の起爆剤になれば望外の喜び

坂中提案

 
平成の日本は、世界の歴史にも例のない「人口崩壊」という国家的危機にある。国民の消滅につながる一大危機だ。未曾有の危機を乗り越えるのに生半可な改革をいくらやってもダメだ。今の日本に必要なのは国の形と国民の生き方を根本的に改めることだ。

千年に一回の革命を行う歴史的決断が国に求められる。国民には一丸となって人口危機に立ち向かう勇気が必要だ。

日本人が消えてゆく民族的危機に臨み、平成時代の日本人が移民鎖国の歴史を書き換えるのだ。国境の門を世界の若者に開放し、100年の時間をかけて人口ピラミッドを正常な形に立て直すのだ。それしか日本の生き残る道はない。

国民は、理想の移民国家の創建をめざして、移民鎖国時代に形成された島国根性を克服し、移民を正当に処遇する地球人に生まれ変わる必要がある。
 
究極の目標は人類未踏の人類共同体社会の樹立である。それは言葉の真の意味での日本革命だ。当代の日本人がその目標に向かって絶え間ない努力をすれば、後世の国民と移民から感謝されるにちがいない。

1975年の坂中論文よりこの方、移民政策研究をこつこつと積み重ねてきた到達点が、日本革命の実行を国家国民に迫る『新版 日本型移民国家への道』(東信堂)である。坂中構想が移民国家論争の起爆剤になれば望外の喜びである。

« »