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反移民勢力の不倶戴天の敵ー―坂中英徳

1000年以上も不磨の大典として守られてきた移民鎖国体制の打倒を公言する坂中移民政策研究所長は当然の成り行きで純血主義者や国粋主義者の不倶戴天の敵になった。私は44年ほど四面楚歌の状況下に置かれ、個人攻撃と罵声に見舞われ、打たれ強い体質が形成された。批判の嵐がおさまる日まで辛抱して耐える性格の持ち主になった。

2008年6月、私が原案の作成に関わり、自民党外国人材交流推進議員連盟がまとめた「日本型移民政策の提言」が発表された。「移民50年間1000万人」を柱とする画期的な移民国家構想である。移民鎖国派、国粋主義団体がそれを黙って見ているはずがない。「売国奴」「反日」のスローガンを掲げ、移民開国派の理論的リーダーを務める坂中英徳に対する個人攻撃の火の手が上がった。

同年7月29日には、国粋主義団体の街宣車に乗った数十人の移民鎖国派グループが、私が主催するシンポジュウム会場に押しかけてきた。私は国粋主義者たちの抗議行動に一歩も引かず、堂々と論戦を挑み、完全に打ち負かした。シンポジュウムの閉会の辞を述べたとき、私の話を熱心に聞いていた約500人の聴衆が一斉に立ち上がり、万雷の拍手が起きた。大きな声援をもらって私は感きわまった。