単一民族国家体制の崩壊の日は近い

坂中提案

ほぼ単一民族からなる国民が一丸となってがんばり、日本は世界第2位の経済大国にまで上り詰めた。しかし、21世紀に入ってから経済の凋落と国勢の衰えが目立つ。

その根本原因に人口崩壊の問題があることは確かだが、それだけではない。井の中の蛙で大海を知らない日本人だけで政治・経済・社会を運営する体制にがたがきたのではないか。地球時代に入り、世界を大局的に見ることができない純種系民族の弱みがいろいろなところに出てきたのだと思う。

総じて近視眼的にものを見る日本人が百パーセント国家の運営に当たる単一民族国家体制の崩壊の日は近いと予感する。移民開国で世界の民族を網羅した移民が新しく国民に加わると、多彩な顔を持つ国民が国家を構成する多民族国家に変わる。それは、多様な民族が日本社会の各方面で活躍することを意味する。

私は、組織・制度の運営や企業経営にかぎらず、文明の底力、創造力、国際競争力、都市の魅力その他あらゆる面において民族の多様性はプラスに働くと考えている。

私が提案する移民政策にはふたつの狙いがある。ひとつは、人口問題の最有力の解決策として世界から若いい人材を引き寄せるものである。もうひとつは、日本国民がバラエティーに富んだ民族から成るパワフルな国民に変わるものである。

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