出生者と移民人口を増やす政策が人口危機を乗り越える道

坂中提案

一国の人口は「出生者」と「死亡者」と「移民」の数で決まる。日本はこれから長期間にわたって出生者が死亡者を下回る人口の自然減時代が続く。

日本が人口崩壊に起因する全面崩壊を免れる道はあるのか。ただ一つある。人口が長期的に安定するとされる2・07の出生率を国家目標に定め、出生者の増加に役立つあらゆる政策を動員するとともに、革命的な移民政策によって移民人口を増やすことだ。理論上はそれ以外に日本が生き延びる道はない。

出生率を高める政策と移民人口を増やす政策を同時に実行して人口危機を乗り越えるという国民合意が得られなければ、大震災後の復興がかなわないばかりか、遠からず経済も財政も国民生活も行き詰まるのは必至だ。

付言すると、出生率が2・07に回復し、出生者数が増加基調になるまでには世紀をまたぐ年月を要するが、移民政策は即効性にすぐれている。政府が移民政策を実施すれば直ちに移民人口は増える。

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