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人類史的課題に挑戦するユートピアン

 移民政策一途の道を振り返ると、無謀きわまる人類史的課題に挑戦していることは百も承知している。四面楚歌の状況下、不屈の精神力で日本と世界の運命に関わる著作を積み上げた。その結果、「坂中英徳」という名は世界の移民政策を動かすビッグネームになった。

 日本の未来を創ることの重大性に鑑み、かつ100年後の地球市民の愛読書になることを願い、未来の日本人と真剣勝負を挑む決意で筆を執った。だが私の非力に専ら起因して世間から正論と認められた論文は一つもない。もっと説得力のある文章を作れなかったのか悔いが残る。坂中移民政策論文が昭和・平成・令和の知識人から黙殺ないし酷評されたのは自業自得と言わなければならない。実現までに100年以上もかかる夢物語を語ったユートピアンの宿命である。

 今後、人類共同体哲学を提唱する坂中理論に関し、人類の未来を切り開くもの、正鵠を射たもの、超大国間の権力闘争を軽視したものなど評価も批判も山ほど出てくると思われる。それらのことについては22世紀の主役を務める地球市民の見識に委ねる。