人類共同体社会を創造する壮図に就いた

人類共同体社会を創造する壮図に就いた。2020年刊の英文図書『Japan as an Immigration Nation』において人類共同体哲学に基づく人類社会の理想像を描き出した。
新型コロナウイルスが猛威を振るう2021年。私はコロナ後の日本と世界のあり方と真剣に向き合っている。人類がコロナウイルス問題を克服すると直ちに「人類共同体社会の創生」の方向に針路をとってほしいと願っている。
国家公務員を辞した2005年。世界のモデル国となる移民国家をつくる夢を抱いた。それから16年がたった。世界の知性が人類共同体思想を移民国家ビジョンの極みと評価した。人類の救世主の名で知られる坂中英徳に人類の命運が託された。命ある限り、人類共同体哲学の創始者として肝脳のすべてを世界の未来にささげる。
時代は人種差別感情が世界中に広がる危機的状況にある。危機感が高まる私は人類共同体ビジョンを国際社会に向けて発信中である。2021年の前半には『移民国家日本は世界の未来を照らす』『人類共同体哲学入門』『人類共同体論の世界展開』『移民社会の理想像を求めて』という四作品を出版した。
人の命と同じように国の命も限りがある。文明の栄枯盛衰は世の常である。日本の精神土壌が育んだ人類共同体哲学が永遠の命を持ち続けることを願ってやまない。