人類共同体思想は世界平和につながる平和哲学

坂中提案

私が唱える人類共同体の理念は人口危機の日本の生き残りがかかる移民政策というだけではない。世界の諸民族の平和共存ひいては戦争のない世界につながる平和哲学でもある。そのことを理解しているがゆえに世界の知識人は私の移民政策を応援してくれるのだと思う。

「日本の移民国家ビジョンー人類共同体の創成に挑む」(『新版 日本型移民国家への道』(東信堂、2014年)所収の論文)で述べた人類共同体思想を世界の慧眼の士が認めたのである。その論文の中で次のように述べている。

〈日本の移民政策は、人口危機に瀕した日本を再生させる国家政策にとどまらない。地球上の諸民族が和の心で平和共存する世界を希求する世界政策でもある。日本の移民革命思想は、日本のみならず世界各国に根本的変革を迫り、すべての民族の共存共栄と世界平和に貢献し、国境を越えて人類の一体化が進むグローバル時代に生きる地球人への最高の贈物になるだろう。〉
 
それはまだ夢のまた夢の段階にあるが、日本の精神風土から生まれた平和思想を世界に向けて発信したことは意味があると思う。

日本精神の根底には人類はもとより動物・植物・鉱物を含む万物平等思想が宿っている。八百万の「神々」を信仰し、地球上に存在する人種・民族に甲乙はないと考える日本人は、世界の先頭を切って、地球上のすべての民族が「和を尊ぶ心」で共存する小宇宙を築く資格があると、想像をたくましくする。

私は「地球上の諸民族が平和共存する世界」の実現を訴え続ける。近未来のいつの日か、日本でうぶ声をあげた移民革命思想が世界平和をもたらす平和哲学として世界の人びとに受け入れられることを願っている。

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