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人類共同体思想が世界の人道危機を救う

「日本は50年間で1000万人の移民(難民を含む)を受け入れる」と世界の人々に約束する時がきた。移民・難民に寒風が吹きすさぶ中、国際社会は「人種や宗教の違い乗り越えて人類が一つになる移民国家の理念」を掲げて立ち上がる人道移民大国の出現に歓呼の声をあげるだろう。

 地球規模での移民受難時代の到来は私の身に大きな変化をもたらした。日本の移民国家ビジョンは「人類史的・世界史的意義がある」と、世界の識者が評価した。まだ一握りの大学教授とジャーナリストの評価にすぎないが、近未来には坂中理論は既存の移民国家に深刻な影響が及ぶだろう。世界の識者の間に「ミスターイミグレーション」の名が通っている私は、日本のみならず世界の移民政策の先頭に立つ必要があると夢みたいなことを考えている。

 日本オリジナルの人類共同体社会の全体像を描いて坂中ビジョンに魂が入った。その理論レベルは世界最高峰に達したと思う。たとえ当代に志を得なくとも、革命が成らずして天命が尽きても、人類共同体社会を樹立する壮図を抱いて筆をとった50冊余の著作を公にして後顧の憂いがなくなった。日本と世界の移民政策のあり方について議論するときの教科書として活用されることを望む。

 移民政策研究のパイオニアが提唱する人類共同体思想が世界の人道危機を救う時代を展望している。人類共同体哲学に関する議論が国の内外で繰り広げられることを希望する。