世界の先頭を行く移民国家創成論

坂中提案

「人口崩壊に伴う国家非常事態を移民の受け入れで克服する」という基本的立場に立って、私は日本発祥の真新しい移民国家の創建を志した。実務家が中心の欧米の移民政策の専門家とは目的意識も発想もスケールも異なる。移民政策にかける情熱では人後に落ちない。日本の存続をかけて捨て身で臨んだ。その結果、移民政策理論の深奥を極めた人類共同体思想を世界の人々に披露するところまできた。

世界に類のない日本型移民政策を提唱しているだけでない。日本の国家目標として世界初の人類共同体社会の樹立を提案している。人種・民族・宗教の異なる人々が人類同胞として共に生きる社会の実現をめざす。100年の歳月をかけて国の形を人類共同体国家につくりかえる壮大な計画だ。

さらに、世界の先頭を行く移民国家創成論は、地球規模での人類共同体と世界平和体制の確立を世界の人々に求めている。それは日本の移民政策の枠を超越し、世界の移民政策の変革を迫るものである。すなわち、欧米諸国で広がる移民排斥運動など人道に著しく反する現代世界のあり方を根本的に問うものだ。

日本が移民国家で世界の頂点をめざして歴史的な第一歩を踏み出せば、日本型移民国家の基本理念と根本規範は世界各国の模範になるだろう。とりわけ国民の間に人種差別の感情と排他的な考えが厳として存在する既存の移民国家の移民政策に深刻な影響が及ぶだろう。

« »