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一般社団法人移民政策研究所

2005年8月、日本が空前の人口減少期に入ることが明らかになるや、移民の受け入れが喫緊の国民的課題になると考えた。そして、人口減少社会における移民政策に関する提言作りを目ざし、民間の研究機関「外国人政策研究所」を創立した。さらに2009年4月、その組織体制を拡充した「一般社団法人移民政策研究所」を設立した。

移民政策研究所(Japan Immigration Policy Institute)は、移民に対する不当な差別または偏見の防止および根絶を図り、もって日本型多民族共生社会を創ることを目的として結成された一般社団法人である。この法人は、坂中英徳以外に研究員がいない、日本一小さな研究機関だが、抱く夢はとてつもなく大きい。移民政策研究に特化した、世界の移民政策をリードするシンクタンクを目指している。そして令和の今日、この法人は日本と世界にとってかけがえのない団体になったと自負する。移民政策学の殿堂と言っても過言ではないだろう。

自分の能力の百倍の能力が必要とされる難事業と取り組んでいることは百も承知だ。人の数倍の努力をすれば歴史的偉業の入り口まで到達できるかもしれないという一縷の望みに隠居生活のすべてをかけようと決めた。さいわい移民政策研究の分野は坂中英徳の独り舞台の世界であった。自作自演で心のままに演じることができた。白い紙に好きな絵を好きなように描くことができた。

国の命運がかかる国家の一大事に単身で乗り出し、「世界の中の日本」のあるべき姿を追い求めた。私の仕事を見守ってくれている家族から「75にもなって途方もない夢を描いている」と言われるが、あるいは私は日本一の夢想家なのかもしれない。日本晴れの未来を空想するのが趣味の変わり種だから世界一の移民社会をつくる発想が生まれたのだろう。移民政策に関する専門知識が詰まっている古老は今日も移民国家のあり方についてあれこれ考えをめぐらしている。