ワシントン・ポストの取材

メディア 坂中提案

10月17日、安倍ジャーナリスト・フェローで来日中のワシントン・ポスト記者のアダム・テイラー記者の取材を受けた。彼の関心事は、シリア難民の受け入れ問題と、最近の日本の移民政策をめぐる動きであった。

シリア難民の受け入入れについては、「本年5月、政府は5年間で150人のシリア難民の子を留学生として受け入れることを決定した。数は物足りないが、この難民受け入れ制度は日本型移民政策の成功第一号である。ドイツ、フランスなどヨーロッパの移民国家がシリア難民の扉を閉ざす中、この制度の大いなる発展を期待する」と述べた。

最近の移民政策の動きについては、20代の若者を中心に移民賛成の国民が増えていること、自民党の有力議員の石破茂氏、河野太郎氏が移民賛成の立場を鮮明にしたことなど、最近の状況を説明した。

最後に私から、「いま世界は悪夢のような現実に直面している。移民国家のリーダー格である米国、英国、フランス、ドイツで移民排斥と人種差別の嵐が吹き荒れている。行き場を失った移民・難民の家族の悲惨な状況が連日のように報道される。人道主義の火が消える暗黒の世界にしてはならない。まさにいま日本政府が『50年間で1000万人の移民を受け入れる』と世界に向けて宣言する時だ」と持論を語ったところ、ワシントン・ポストの記者は「その通りです」と述べた。

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