プーチン氏のロシアと習近平氏の中国

　核攻撃も辞さないと公言するプーチンロシア大統領のウクライナへの軍事侵攻など第三次世界大戦の勃発の可能性すらある２０２２年９月。人類共同体哲学の創始者の坂中英徳の出番が来たと認識する。英文書籍『Japan as an Immigration Nation』の根本理念である人類運命共同体思想と世界平和哲学を世界に向けて発信中である。世界平和を願う連帯の輪を世界中に広げる一助となれば嬉しく思う。

　ここで以下のことを強調しておきたい。プーチンロシア大統領のロシアにおいてはウクライナ戦争反対の動きが一部に見られる。プーチン氏の独裁体制のロシアには曲がりなりにも言論の自由がある。選挙権もある。国民の政治意識も高い。

　他方、習近平氏の率いる中国では共産党独裁体制が続いている。国民が政治に物申すことは許されない。中国は選挙権も思想の自由も言論の自由もない国である。今後、自由で民主主義を国是とする国々と共産党独裁の中国との対立・抗争が激化すると私は予想している。