ニューヨークタイムズの取材

メディア 坂中提案

11月25日、ニューヨークタイムズのジョナサン・ソブル東京特派員の取材を受けた。在日歴14年の日本語が堪能な記者である。私の著作を読んでいる。中身の濃い議論ができた。日本の移民政策に詳しい外国人ジャナリストが現れた。日本通の彼がどういう記事を書くか楽しみである。

移民政策をめぐる最近の状況、日本型移民政策のポイント、移民国家のリーダー格の米国、英国、フランス、ドイツの移民排斥の動きに危機感を覚えることなどについて語った。話の冒頭、次の点を強調した。

「2020年の東京オリンピックの前に移民国家体制を確立することは喫緊の課題である。東京五輪は確かな延命策を講じて日本を元気な国にするラストチャンスであり、このチャンスを逸したら日本は「万事休す」の事態に追い込まれる。
万が一にも、世界の若人の祭典の開催国たる日本が移民開国を拒む愚挙に出れば、世界の若者と日本の若者の心を痛く傷つける。世界のメディアの報道を通して頑迷な移民鎖国の日本イメージが世界中に広まる。その場合の日本が受けるダメージは計り知れない。」

ジョナサン記者は私の考えに同感すると述べて、次の点を指摘した。「日本の産業が衰えてから移民開国をしても遅きに失し、移民は日本に来ない。移民開国を急がないと、日本の地場産業は人手不足でばたばたつぶれる。」

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