タブーの打破に全力投球した生涯

坂中提案

2005年に役人生活を終えてフリーの身になり、現在は一般社団法人移民政策研究所の所長として移民国家の創建に取り組んでいる。これは移民鎖国という1000年来の禁忌との闘いである。

2014年に移民政策大論争が始まり、排外主義者・国粋主義者・ヘイトスピーチグループによる坂中打倒の動きが目立つ。移民革命の先導者のレッテルを貼られた以上、個人攻撃の的になるのを覚悟している。

1975年の坂中論文以来、左翼からも右翼からも、過激派からも暴力団からも、ありとあらゆる罵詈雑言・脅迫・個人攻撃を受けた。タブーに挑戦する生き方を貫いたので袋だたきの目にあう日々が続いた。

何回も修羅場をくぐって多くのことを学んだ。政策提言が各方面から総すかんを食い、脅迫・非難・罵倒が集中するのは、正論を吐いた人間の宿命であると冷静に受け止める。孤立無援の局面が続き、個人攻撃が激しさを増せば増すほど、自分は正しいことをしているのだと自分に言い聞かせて前に進む。

四面楚歌と批判の集中砲火に見舞われた人生に悔いはない。たったひとりでタブーの打破に全力投球した生涯を誇りとする。

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