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コロナウイルス問題と入管行政

入管OBの一人として、コロナウイルス問題と入管行政のあり方について述べる。何ら参考になれば幸いである。

コロナウイルスの問題で外出の自粛が国民に求められている最中、外国人の在留期間更新等の手続きで東京入管に人々が行列を成している異常な光景を新聞が報道していた。技能実習生が来なくなって野菜の生産が成り立たないと語る農民の悲鳴をテレビ局が伝えていた。

問題のかたまりの技能実習制度を今日まで存続させたこと、在日外国人が入管窓口に来る機会が大幅に減る移民政策を採用することを怠ったことのつけが回ったと、入管の将来を心配している。

もう一つ、、コロナウイルスに入管職員と被収容者が感染する恐れはないか、医療体制が脆弱な入管の収容場・収容所の秩序が保たれるのか、非常に心配している。仮放免制度の積極的活用など大胆な策を講じ、被収容者の処遇体制を維持し、入管の一大危機を乗り切ってほしい。